西上寛の日々ブログ

国産素材シリーズ「山」黒文字茶(終売ですが)

2026/01/22

茶のみ仲間のニシウエです
国産素材シリーズのお話で外せないのが『黒文字茶』です

そうです
クロモジです
あの 和菓子を切る楊枝のような道具を作る原料(木)です

クロモジは 根っこが漢方に活用され 木は楊枝として そして葉っぱは 天然香料や最近ではジンの原料としても使われます
日本の山に自生しており 昔からけものみちを通す山の民は 道を通すのに クロモジを伐採していたようです

そして 登山者の方々も かつては 山の上で クロモジを煮出して お茶として飲んでいたそうです

そんな クロモジの葉っぱが 突然 目の前に現れたのが約10年前
委託製造を請け負って 作ってみたのですが 依頼者からは その後返事がなく 原料を預かりっぱなしにしておくわけにもいかず 全量をお返ししたのですが その原料の供給元から使ってほしいと頼み込まれて 作ったのが 黒文字茶のはじまりでした

そのころに 弘法茶や出汁の茶 ごぼう茶の開発やリメイク案件が上がっていたので クロモジは山のものだから 「山のお茶」として 山をモチーフにデザインを起こしてもらいました

山のデザインを上げるにに役立ったのは 地元和歌山県の高野山の風景でした
デザイナーと一緒に 冬の高野山に行き その雰囲気を五感に染み込ませたからこその 山のデザインでした

その『黒文字茶』も今月末で終売となります
原料の供給元にあったかつての原料が ようやく無くなるということで 終売とさせていただきました

『黒文字茶』
今となっては 思い出深いお茶です