西上寛の日々ブログ

国産素材シリーズ「川」『弘法茶』

2026/01/24

茶のみ仲間のニシウエです
『弘法茶』のスタートは 茶のみの製品ではありませんでした

この製品も思い入れのある製品です

私の故郷 和歌山県には 高野山があります
言わずと知れた 弘法大師空海さんが 開山された一大仏教都市です
1200年以上にわたって 人々を癒し 導き続けてくださっています

そんな ふるさとから 製品開発の提案をさせていただけるというありがたい話が舞い込んだのが 高野山開創1200年を目前に控えた平成26年(2014年)です
創業からわずか3年目の冬
何度も足を運びました

弘法茶というお茶は 既に世の中で販売されており カワラケツメイという野草を焙煎してお茶として飲みます
別名をハマ茶とも呼びます

決明子という漢方の薬草に似た成分を持っており 漢方薬としては 利尿作用などのデトックスの効果があると言われています
(お茶にしてしまうと 成分の抽出が 何万倍にも希釈されるので 薬ではなく あくまでも お茶として楽しむのがいいのです)

その『弘法茶』ですが
高野山真言宗総本山金剛峯寺としては 商売をしてはいけません
宗教法人は 法律でそう決められているのです

お寺の中の売店を管理しているのは 別の事業法人なんですが この事業法人と商談を重ねました
発売は 高野山開創1200年記念祭には 間に合いませんでしたが 1200年の年 つまり平成27年(2015年)の夏ごろから 金剛峯寺の売店で取り扱いを始めていただけました

金剛峯寺で取り扱っていただいている製品は その事業会社の留型いわゆるPB(プライベートブランド)ですので パッケージデザインは茶のみのものとは異なります
2種類のデザインを提案しました
一つは 高野山真言宗のキャラクター「こうやくん」を使ったもの
そして もう一つは 高野山を遠くから眺めた山の稜線をあらわしたものです
これは 私が子供のころから見てきた風景をモチーフにしてもらいました
(デザイナーも冬の寒い中 一緒に高野山に上って商談に同行してもらいました)

発売になったときは とても嬉しかったです(今でも 大切なお取引先です

さて 茶のみ製品としては 当初は 健康系シリーズの一つでした
空海さんの袈裟の色をモチーフにして 黄土色のパッケージでした

それを 大きく変えたのは 国産素材シリーズを作ったときです
それでも 紫衣をイメージした若紫をベースにしました

カワラケツメイという薬草は 日本では主に西日本の河原に自生しています
それで 「川」をテーマにしました
デトックスで体の中を流すということも頭にありましたね

『弘法茶』は お茶のパッケージらしくない 紫色をベースにしていますが 「弘法」という名前がいいのか 固定のファンがいらっしゃいます
ありがたいことです

香りも薬っぽくなく 豆茶のような味わいです(カワラケツメイはマメ科の植物です)

国産素材シリーズ「川」『弘法茶』
冬の寒いときに ほっこりとしたくなるお茶です