2017/05/07
茶のみのニシウエです
新しい価値を創造することは難しいですが 既にあるものに新しい価値を見出すことは 比較的好きです
このゴールデンウィークに読書することを課しました
2冊の本を読みました そのうちの1冊が ダイヤモンド社から出版あれた『嫌われる勇気』(岸見一郎・古賀史健 共著)です
今年の1月にテレビドラマにもなっていたので ご存知の方も多いと思います
この本は世界三大哲人の一人であるアルフレッド・アドラーさんが提唱した「アドラー心理学」をまとめた本です
自己(内面)の課題に向き合い他者(外面)の課題を切り捨てる『課題の分離』や仲間意識を持った『共同体感覚』を持ったタスク運営を実践するといった内容は 私自身も心に想い実践してきた面もあるので 非常に腑に落ちました
みなさんにもお薦めする一冊です
その中でも 仕事を進めるうえで とても分かりやすい気づきの一つが『大切なのは何が与えられているかではなく 与えられたものをどう使うか』です
人はついつい「あの人には○○といった才能があるのに 私には××が無い」とか 資金面で「あと△△万円あれば あの設備が投入できるのに…」などといった 与えられている(いない)ものに意識がいく傾向にあります
アドラーさんは それよりも「私には××という特徴(特技)がある」とか「銀行に話をすれば △△万円の融資をいただけたので あの中古の設備を投入しよう」といった 目に見えている(与えられている)モノの使い方に焦点を合わせることを進めています
確かに はるかに前向きで 自分だけでなく 他者までも巻き込んだ『共同体』として成果を上げることがやりやすくなるでしょうね
『大切なのは何が与えられているかではなく 与えられたものをどう使うか』
ピーター・F・ドラッカーさんがおっしゃる『成果に照準を合わせる』ためにも 必要な考え方であることを学びました
今回もお読みいただき ありがとうございます(多謝)
【おまけ】
もう一冊は 百田尚樹著 カエルの楽園 を読みました