西上寛の日々ブログ

距離があると気づかない

2021/05/06

茶のみ仲間のニシウエです
昨日 今日と オーナー(小売部門の長)と良い議論ができました

お客様にお茶のある暮らしを楽しんでほしいと始めた カフェ利用されているお客様へのリーフレット配布ですが 当初はトレーに広げて乗せていました
それが ある時に オーナーとパートさん1名との二人だけで 折りたたんで手に取りやすくしたそうです

ここにいくつかの問題がありました

一つは 会社として意思決定した内容を 会社に報告せずにルールを変えてしまったこと
これは 報告連絡相談(報連相)ができていない会社であるということです
私自身 大反省です
報連相を徹底するように 再度 オーナーには厳命しました

二つ目は そのパートさんとの会話の中で お客様のために そして それがお店の狙いに適っているのか?という議論を尽くしたのか?ということです
提案してくれたパートさんは お客様に手に取ってもらって情報を得やすくしようという意図があったのかもしれませんが そのことですら確認していません
パートさんとオーナーそれぞれが 議論を尽くさずに お互いが「こう思っているんだろうなぁ」という想像で会話したようです

実は リーフレットで一番大切な情報は レシート割というお買い得情報が書いてあることを伝えることです
もちろん レシート割は レジでレシートを渡す際に お客様に直接伝えていますが カフェを利用している間に お客様もレシート割のことを忘れてしまう可能性があります
だから リーフレットでお店のお買い得情報をお伝えするんです

三つめは 二人だけで議論を終えてしまったことです
このようなお店のルールを変更する大事なことは いろんな人の意見を聞くことが大事です
二人だけで決めるのであれば 二人だけでお店をすればいいんです
そこで働く多くの人の意見を聞いてみないと より良い意見にはなりません
思い込みだけで お客様のためにならない情報提供をしてしまいます

実は ここには 多くの労力がかかっています
当初の予定になかったリーフレットを折りたたむということで パートさんの時間を使っています

この作業が 小売部門の総意であり お客様にとって また 店にとって有益なことであれば OKです

ただ そうじゃなかった場合 これは 時給のダダ洩れです 強い言い方をすると会社への背徳行為です
もっと大事な作業に時間を 時給を使ってほしいということになります

今回は 再度 議論し 小売部門の考えとして オーナーの意思決定のもと 上司である私に具申するようにオーナーにお願いしました

たった一つのリーフレットを提供するという行為だけでも 考えないといけないことは いろいろと出てきます

もっと周りに目を向けて 改善を続けていかないといけないなと実感た
いい気づきの議論でした