西上寛の日々ブログ

冬至=湯治 柚子=融通

2018/12/23

茶のみ仲間のニシウエです
昨日(12/22)は今年の冬至でした

我が家も柚子風呂に入りました
日本の旧い習慣には いろんな意味があるのですが では 何故冬至にかぼちゃを食べて 柚子風呂に入るのか?
この意味をすらっと言える人は少ないです

例えば 5月5日の端午の節句に 菖蒲湯に入るのは 子供(当時は武家の男の子)が 人生の勝負に勝つと菖蒲を掛け合わせて 菖蒲湯に入って邪気払いをするためだそうです

日本には このように洒落を掛け合わせた風習が残っています
実は 冬至の柚子湯も同じように洒落だそうです

冬至を湯治に掛け合わせて その湯(風呂)に柚子を入れることで 融通が利く湯治=無病息災 家内安全を願掛けしたそうです

また 柚子は香りが高く香りによる邪気払いという意味も込めたそうです

どこの誰が始めたかは分かりませんが 洒落た風習ですよね


茶のみは 柚子緑茶で邪気払いです