西上寛の日々ブログ

日本茶の逸品 武蔵狭山茶

2017/06/13

茶のみのニシウエです
今日の日本茶の逸品は 武蔵の茶産地 狭山です

関東ローム層という 台地で成り立つ関東平野の北部 武蔵野台地にある 狭山茶の産地は赤土なのでいい 渋みがある緑茶を産み出します

狭山茶は その特有の火入れ「狭山火入れ」のため 少し浅い緑色の茶葉です

香りは 火香 がふわっとし 風味も渋味が強いのが特徴です
水色も 少し浅いですが 深蒸し系の濃緑色です

一煎目を淹れた後の葉は まだまだ開ききらず 3-4煎しっかりと淹れられます

昔から 都々逸(どどいつ)で「色は静岡 香りは宇治よ 味は狭山でとどめさす」と謳われた狭山茶は 江戸の庶民の下を唸らしてきました

熱いお湯で淹れても美味しい狭山茶 日本茶の逸品の一つです