西上寛の日々ブログ

日本茶の逸品 鹿児島頴娃さえみどり

2017/06/12

茶のみのニシウエです
まだまだ 新茶の逸品シリーズを続けます 今年の新茶は 出来上がりが遅かったのですが しっかりと風味が乗っていて美味しい産地が多いです

そんな産地の中でも 早い時期に市場に出回る産地が 鹿児島県です
茶のみでは その鹿児島県の中でも 一番出荷量の多い 頴娃(えい)町の新茶を今年も仕入れさせていただきました

遠くに開聞岳の見える里の茶産地です

そんな鹿児島県頴娃町から届いた新茶は「さえみどり」という品種です
鹿児島県は生葉の蒸し時間が 深蒸し煎茶よりも 短く 浅蒸し(普通)煎茶よりも少し長い 中蒸しと呼ばれる製法が多いです
そのため お茶の葉の形状は 煎茶よりも細かく 深蒸し煎茶よりも 長いものとなっています

品種「さえみどり」は その名の通り きれいな緑色の水色です
香りも ふわっとした新茶特有のフレッシュ感がたっぷりです
味わいは 甘みも渋味も 強くなく 優しい感じで 氷を入れたグラスに注いでも美味しいですね
洋菓子とも よく合います

一煎目を淹れたあとの急須の中では まだまだ開ききっていないお茶の葉が 二煎目も美味しいと言ってくれているようです
しっかりと三煎以上 味わえますよ

鹿児島県頴娃町の「さえみどり」
来年もしいれさせていただきたい 逸品です