西上寛の日々ブログ

生き様を見せよ

2017/05/16

茶のみのニシウエです
今日 ある経営の先輩に時間を貰って話を伺いました ひと昔の石川県の経営者たちは よく遊んだという話です

東山の茶屋街で遊ぶ際は 時計を外して 羽目を外して とことん遊ぶ
東山に行けない衆は 片町のクラブに行く クラブに行けないものは スナックやラウンジで遊ぶ
そうやって 人脈を作り 遊びを覚え 仕事に精を出す ところが 最近の40-50代の若手経営者は 遊ばない とお叱りを受けながら 教えてくださいました

何を教えてくださったかというと それは『生き様』です

自分の私利私欲のために 仕事をするのではなく 公利公欲のために 働き 儲けの半分は遊びに費やして 世の中にカネを回す
遊びだけでなく いい工芸品を買って プレゼントする そうすることで いい工芸品を作る職人が育つ
石川県は加賀能登金沢に 九谷焼 山中塗 輪島塗 加賀友禅などなど 世界にも知られた工芸品の産地が多いが それを作る職人を育てるのは 学校や師匠ではない 買ってくれる旦那衆が育てるんや とのこと

確かにそうだと思います
遊びは情報を買っている 工芸品も同じように情報を買っていると言えるのではないか?と思います
そのような情報から 再び 自分の事業に還元することで 茶のみのお客様に気に入っていただく商品を作ることができるとも言えます

もちろん 遊びはほどほどにしないと 放蕩親父になってしまうので 気を付けなければいけないのでしょうがね(苦笑)

遊ぶことが目的ではありません 公利公欲のために「生き様」を見せる
それはつまり 理念の実現に寄与することだと思います

かといって すぐにそんなお大臣のような遊びができるわけではないのですが(笑)

まずは しっかりと仕事します

今回もお読みいただき ありがとうございます(多謝)

【おまけ】

遊びの席に使いたい 棒茶のスパークリング  夏の遊びの必需品です