西上寛の日々ブログ

外道

2017/02/23

茶のみのニシウエです
仕事柄 農業従事者に友人が多いです 彼らは一様に奥山の動物たちに悩まされています

最近 ジビエという言葉をよく聞きます
ジビエとは フランス語でgibierと書きます 意味は 狩猟によって 食材として捕獲された野生の鳥獣のことだそうです
主にフランス料理での用語であり 畜産との対比として使われています 狩猟肉という訳し方もあるそうです

水産物に関わることが多くなってきたのですが 実は水産物のほとんどは「ジビエ」です いわゆる「天然もの」と呼ばれるものです
水産物の中で畜産的なものは「養殖もの」と呼ばれます

ジビエ料理が 畑を荒らす厄介者を料理するという意味があるようですが 少し違いますよね
天然の鴨を捕らえて料理することも 本来の意味で言えば「ジビエ料理」です

厄介者のことを例える言い方としては 釣り人がよく口にする「外道」という言葉があります
「海の外道」とも言われるようです

「ジビエ料理」よりも「外道料理」の方が 厄介者を料理するということでは 意味的には当たっているような気がします

では 「外道」とはどんな意味があるのでしょうか?

外道・・・デジタル大辞泉よち
1 仏語。仏教の信者からみて、仏教以外の教え。また、それを信じる者。⇔内道。
2 道理に背く考え。また、その考えをもつ者。邪道。
3 災いをなすもの。悪魔。また、邪悪な相をした仮面。「外道の面」
4 心のひねくれた人、邪悪な人をののしっていう語。
「もっともっと恥かしい、堕落した、―のやり口よ」〈葉山・海に生くる人々〉
5 釣りで、目的と違った魚が釣れたとき、その魚のこと。

もともとは仏教用語なんですね
日本語の成り立ちを考えると 仏教用語が日本の生活の中にいっぱい溶け込んでいるのは 当たり前なのですが 改めて こうやって調べてみると オモシロイものですね

でも「外道」には 荒々しさや怖いもののようなイメージがあるので 「外道料理」と言われると 美味しくなさそうですよね(苦笑)
海の外道たちに どんな魚がいるか? それは美味しいのか?
それは また次の機会にでも 調べておきたいと思います

今回もお読みいただき ありがとうござます(多謝)

【おまけ】

鯔(ボラ) これも近海で釣りをする人には代表的な「外道」と言われます