西上寛の日々ブログ

袋茶 静岡深蒸し煎茶

2025/11/12

茶のみ仲間のニシウエです
静岡は日本の緑茶の一大産地です

鹿児島県に生産高日本一の座を明け渡したとはいえ 平安末期 鎌倉期から続く日本茶の源流の一つです

中でも 安倍川の上流域 本山茶(ほんやまちゃ)は 聖一国師(しょういちこくし)が開いた茶園として有名です
また 徳川家康が愛した茶園としても有名です
本山茶は 艶のある香りが特徴で 濃厚な滋味もあり 好きな産地の一つです

静岡県は 東から富士川 安倍川 大井川 天竜川 と大きな河川が流れており その上流域の中山間地は どこも良質な煎茶の産地です
大井川上流域の川根本町のお茶は すっきりと飲みやすく よく「きれいなお茶」と表現されます

さて 深蒸し煎茶の話です
各河川の上流域は 古くからの産地ですが 牧ノ原台地を中心とする里のお茶は 実は明治以降の産地です
幕末明治に 江戸城を追われた徳川家が 家臣ともども疎開(?)してきたのが 静岡県です

食にあぶれてしまった幕臣たちを中心に開墾したのが 牧ノ原台地の茶園です
他には 富士山の裾野の製紙産業も明治以降です

その牧ノ原台地の茶は 昭和の高度経済成長期に 首都圏の水道水でもおいしいお茶にしたいと 深蒸し煎茶の製法が中心になっていったようです

深蒸し煎茶は お茶の葉がピンと伸びた普通煎茶よりも 生葉の蒸し工程を長くしています
普通煎茶が20秒程度のところを 深蒸し煎茶は 40秒ほど蒸して 生葉をクタクタにして お茶にしたときに お茶の旨み 甘み 渋みを濃厚に感じ取れるように作ります

もちろん 普通煎茶の水色=金色透明とは 異なり 深蒸し煎茶の水色は濃緑色となります

茶のみの袋茶静岡深蒸し茶のパッケージには 濃緑色の水色を表現しました
静岡発祥の深蒸し茶

是非 一度 お試し下さい