西上寛の日々ブログ

18歳選挙権

2016/06/19

18歳選挙権が施行されました
世界的に18歳選挙権の国が多いということですが どうして18歳に選挙権を広げたのでしょうか?

いろんな理由があって 先の国会で一気に成立した感があります
⇒若者の政治参加の促進(社会的な役割を担わせる)
⇒社会的責任感の醸成(若者の政治離れに歯止めをかける)
⇒年金など世代間の不公平や将来の負担増などに 若者に直結する政策への意見の反映
⇒海外では18歳選挙権が大勢を占めている(全体の80%強)
⇒18歳は児童福祉法等による社会的保護が解除され1人立ちする年齢
⇒18歳は高校を卒業し就職・大学等、社会の担い手として社会的信頼が期待される年齢
⇒18歳は就職し納税する者が急増することから徴税された税の使途について意見を言う権利が得られる

いろいろとあります
これで選挙権の有資格者は240万人増えるそうです(有資格者全体の2%だそうです)
この2%の人たちが 選挙権を行使しても投票率への影響は1%程度(投票率が60%だと仮定して)です
この240万人のなかで労働力人口(働いている人)はというと平成24年統計で15-19歳で89万人ですので 今回の参政権取得人口240万人の中では1/3以下であることは想像に難くありません

一方で 20歳以上の既存の参政権有資格者で その権利を行使している人は平成26年の衆議院総選挙で52.66%です
年齢別では下のグラフと表をご覧ください
衆議院議員総選挙における年代別投票率の推移のグラフ 詳細はPDFを参照
※総務省のホームページより抜粋させていただきました
http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/sonota/nendaibetu/

政治離れが叫ばれて久しい昨今 18歳での選挙権付与の是非は私は問いません  むしろ この国の将来を考えたとき 良いことだと思います
次世代が国の行く末を考える機会になるのですから

しかしながら 次世代の若者に対して範を示すべき いわゆる「大人」が参政権を放棄するのは如何なものでしょうか?
特に20歳代の平成26年衆議院議員総選挙の投票率32.58%! これは参政権を返上してもいいのではないでしょうか?文句いいたきゃ 権利行使しないといけませんね 国の行く末を決めるということは 自分の そして自分に関わる人の生きる道筋を決めることにほかなりません

世界の中では 選挙権を行使しないと罰則が与えられる国もあるそうです
(数値は参考)
シンガポール(選挙権はく奪)・・・93%
オーストラリア(罰金)   ・・・93%
ベルギー(罰金・選挙権制限)・・・89%
ウルグアイ(罰金・権利制限)・・・90%
トルコ(罰金)       ・・・88%
ブラジル(罰金)      ・・・82%
イタリア(罰則なし)    ・・・76%

今回の参政権の18歳への拡大を この国や自分が住む地域を考える契機と捉えて 次回参院選には投票にいきましょうよ
そして 次世代の若者に投票行動として範を示しましょうよ
投票先に関しては 私は議論いたしません  それは各個人が候補者の意見を聞いて判断するものですから

堅い話になってしまいましたが 折角先人が苦労して獲得した参政権について考える機会になればと思いました

今回も最後までお読みいただき ありがとうございます(多謝)

【おまけ】
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茶のみには いろんなお茶があります
お気に入りを探してください 選挙も同じですよね