2016/06/15
故郷…こきょう ふるさと
生まれ育った土地。ふるさと。郷里。「―へ帰る」「第二の―」「生まれ―」
※デジタル大辞泉より
私は 和歌山県九度山町で生まれ 高校卒業まで そこで過ごしました
私の相方は 金沢市で生まれ 私と結婚し 息子を産み 転勤で大阪に転居するまで 金沢で過ごしました
私の故郷は 和歌山県九度山町であり 相方の故郷は 金沢市であると第三者は そう思ってくれるに違いありません
では わたしの息子の場合は どうなるでしょう
息子の本籍地は 私たち同様 和歌山県九度山町です 現在は大学生で東京に住み(現時点ではメキシコ留学中) 住民票は金沢市に置いております
生まれたのは 金沢市でも 生後間も無く大阪府吹田市に移り 幼稚園途中まで過ごし 横浜市に移り 小学4年生で広島へ 中学から高校卒業まで福岡で過ごし 私たち両親の都合により高校卒業と同時に住民票は 金沢へ そして金沢に住むことなく大学生として東京へ
娘の場合は 大阪府吹田市で生まれ 程なく横浜市に移り 幼稚園途中で広島へ 小学校は福岡市の小学校に入学 中学2年で金沢に転居して 現在 高校2年 本籍地は和歌山県九度山町
従来の「故郷」の概念では 生まれ故郷という言葉が示す通り 生まれてから幼少期を過ごし 個人の記憶があり 一種の郷愁を覚えることができる土地や地域のことを指すのだと思います
この「一種の郷愁を覚えることができる土地や地域」が「故郷」と呼ぶのだとすれば 息子にとっては 中学・高校を過ごした福岡が故郷になるのでしょうか 娘にとっては 福岡 もしくは 金沢が故郷になるのでしょうか
彼らには たまに『あなたたちの故郷は「日本」ですよ』という話をします しかし 「日本」と言っても彼らは太平洋ベルト地帯を舐めたように過ごしただけであり 北海道・東北や四国 沖縄などのことは知る由もありません
地方創生が政府のお題目になり 地域づくりが盛んに叫ばれる時代だからこそ 次代を担う世代にとって「故郷」とは どんなものか 次代を担う世代の想いを共感しないと 大人の郷愁を押し付けるだけで 地域の過疎化を助長しかねないのではないかと背筋が寒くなりました
もちろん 今でも生まれてから大人になるまで 「故郷」を出たことのないない人も多く存在し 彼らの子供たちも「故郷」を実感して 将来の地域づくりを担っていくでしょう
が 一方で私の子供たちのような 明確に『ここが私の「故郷」です!』と言い切れない人々が出てきていることも事実であり 我々大人は彼らの居場所を作ってあげないといけないと 転勤族だった私は思いました
ただ 間違いないのは 私の子供たちにとっての「故郷」は 私と相方のいる家族で過ごす空間であることは事実です
「日本人」である子供たちのために「故郷」ということを もう少し深掘りして 考えたいと思います
今回も最後までお読みいただき ありがとうございます(多謝)
【おまけ】

私の「故郷」和歌山県九度山町の先祖が眠る墓地からの風景です