2016/12/25
茶のみのニシウエです
移民排斥など 世界は内向きの時代に入ったような感じですね
日本人も移民として海外に活躍の場を求めた時代がありましたよね
ブラジル・ペルーなどの南米やハワイ アメリカ本土をはじめ 中国東北部(旧満州)などに 労働力が過剰な時代に国家政策として移民流出政策が取られました
近代国家成立以前も 戦国時代は東南アジアなどに渡る日本人がいたり 日本に渡る中国大陸や朝鮮半島の職人や学者なども多かったようです
有名な話では 忠臣蔵に出てくる赤穂浪士の中に中国系3世がいます 武林唯七です
戦国時代は特に武将が文字を書かずに祐筆という秘書役を雇っている例が多く 祐筆の中には中国や朝鮮の学者がいたりしたようです
また 大坂城築城の折には 朝鮮半島から大量の職人が渡ってきたという記録もあるようです(文禄・慶長の役以前です)
南北朝時代頃にも 北部九州の松浦党などが頻繁に朝鮮半島と行き来していたことを示す文書が残っていたりします
後醍醐天皇の息子で征西将軍に任ぜられた懐良親王を支えていたスタッフの中にも渡来人がいたようです
もっと時代を遡れば弥生式土器として有名な須恵器を伝えたのは朝鮮半島の工人であると歴史の時間にも習いました
仏教を伝えたのも大陸の僧侶です
つまり 今の日本の文化は移民が伝えてくれたものが多いということに気づきます
お茶もそうです 中国に渡った最澄や空海が持ち帰ったところから日本のお茶の歴史は始まります
茶碗も箸も米もそうです
このように日本の文化は 古来より海の向こうから その使い手である人々ともに伝えられました
近代も海の向こうからやってきました
ペリー来航がその代表例です
海の向こうからやってくるので コミュニケーションがうまく取れないので ストレスが溜まり 更に仕事も取られるかもしれない という不安から内向きになる気持ちもわからなくはないです
しかし 人類が膨張している地球の中で 極端に人口が減少している「日本」という枠組みを支えるには労働力も必要です
500年後の日本の歴史教科書には 我々が戦国時代の歴史を学んでいるような感覚でTPPが語られるんでしょうね
もちろん TPPに関しては よい政策にしないといけないので 間違っている可能性のあるものは是正しないといけません
ただ 今の自分の仕事が無くなるからといって 海外から勇気を持って日本に来る人々を排斥するのは 震災で被害に遭った人々を受け入れない料簡の狭さと同じような悲しさを感じます(極端な例かもしれませんが)
仕事がなくなる恐れがあるなら 無くさないように 自己進化をしないといけませんね
妄想/構想 → 仕掛け → 成果 のサイクルを実現していけば大丈夫だと思います
新しい歴史が紡がれるとき 必ずといっていいほど 衝突はあるのでしょうが 柔らかく包みながら一体化させて 一緒に前に進む方向を 我々日本人は世界に示していきたいものですね
今回も最後までお読みいただき ありがとうござます(多謝)
【おまけ】

釜炒り茶は江戸時代に日本に伝わった製法だと言われています