西上寛の日々ブログ

数字は噓をつかない(新型コロナの場合)

2021/05/04

茶のみ仲間のニシウエです
新型コロナウイルスが猛威を振るうこの1年以上…

何故 ステイホームなのか?
マーケティングの原点に戻って 数字で見てみた

比較対象物として 季節性インフルエンザウイルスを持ち出す
ワシントン大学セントルイス校のZiyad Al-Aly氏らの報告によると アメリカでの季節性インフルエンザの致死率は5.3%(2017-2019年)
フランス国立保健医学研究所(INSERM)のPascale Tubert-Bitter氏らの報告ですは フランスでの季節性インフルエンザの致死率は5.8%(2018年12月-2019年2月)

一方 COVID-19(新型コロナウイルス)は 罹患者に対する致死率が アメリカで18.6% フランスで16.9%

かなりの破壊力である

日本ではどうか?
厚生労働省のHPでは 季節性インフルエンザの罹患者は 年間約1,000万人であり 関連する死亡者は 約10,000人 つまり 罹患した場合の致死率は0.1%ということになる

そして COVID-19ではどうか?
5月3日現在の累計罹患者は 609,516人 死亡者数は 10,436人 罹患した場合の致死率は1.7%

アメリカやフランスより マシであるという見方をするか?
季節性インフルエンザの17倍という見方をするか?

いずれにせよ 日本では罹患者100人に対して罹患した場合 2人程度が 死んでいるということが数字から見える事実である
(ちなみに石川県では 累計2,589人の罹患に対して 75人が死亡 罹患した場合の致死率は2.9% 致死率では47都道府県の中で上位6番目である)

数字は嘘をつかない
感染しないことが一番大切であるということが 数字から見える事実です
感染しないように また 身近な人に感染させないように 用心しないといけないということが 数字から見える事実です