西上寛の日々ブログ

物性を語るか?シーンを語るか?

2018/03/03

茶のみのニシウエです
お茶屋をはじめて 6年ほどが経過しようとしております

お客様の中には「渋みがあって旨いお茶が欲しいんだけど…」とおっしゃる方もいれば 「チョコレートと合わせて美味しいお茶が欲しいんだけど…」とおっしゃる方もいらっしゃいます

前者は 既に自分の生活シーンの中で そのお茶の使い方をイメージしている方であり お茶という物性に対してある程度の知識がある方です
つまり 物性を探している方です

一方 後者は 自分の生活シーンのイメージは出来ているのですが 最後のピースである「美味しいお茶」という物性の知識・経験が少ない方です
つまり 生活シーンを探している方です

『茶のみ』のような小売店だと お客様との会話の中で お客様が求めるモノをご提案が可能ですが 一方で『茶のみ仲間』の商品のように 小売店様にお取扱いただく場合は お客様と直接話ができないので 伝え方が難しい場合があります

この私のBlogを読んでくださっている読者の方の中には メーカーであったり 卸であったり 小売であったりという方々もいらっしゃいます
もちろん 最終消費者の方も読んでくださっていると思います

仕掛け側(メーカー・卸・小売)のみなさんは どのような仕掛けをしますか?
また 生活者の方々は どのような情報があれば 購入の判断にしやすいですか?

昨日もBlogに書きましたが このような虫の眼から鳥の眼を養う勉強会を4月以降開催したいと思っています
参加希望の方やご意見のある方は 連絡ください(会費制にしようと思っています)


玄米茶は米(産地や品種など)が変われば 風味が変わります