西上寛の日々ブログ

観音様の前

2017/10/09

茶のみのニシウエです
昨日のイベントでは 観音様の前でお茶の振る舞いをさせていただきました

観音様は 観世音菩薩 と呼ばれ デジタル大辞泉では『世の人々の音声を観じて その苦悩から救済する菩薩』と書かれています

昨日の音楽イベントで 人々の音や声を観じて 人々の普段現れてこない 心の声をお聞きになり そこに集う人々をひとときでも お救いになったのか と感じました

私は 仏教論者でもなんでもありませんが そんな私でも 観音様にお尻を向けて 仕事をさせていただくのは 申し訳ないと思い まずは さくら緑茶を献茶させていただきました
観音様は蓮の蕾を手にされているので さくら緑茶は 如何なものかとも思いましたが 華やかな香りを感じていただきたく お供えさせていただきました

観音様には もう一つの名前があり インドから経典を持ち帰った 玄奘(孫悟空のお師匠)は 「観自在菩薩」と訳されています

以前 薬師寺のお坊さんから「観自在」とは『己の有り様を見よ』という菩薩からのメッセージだと教えられました

それ以来 『己の有り様』を見つめることを続けているつもりですが なかなか しっかりと見つめることが出来ていないようです
しっかりと『己の有り様』を見つめて 日々精進しなければ と 優しい観音様のお顔を拝んで感じました


法船寺さん(金沢市長町)には 本堂に阿弥陀如来  奥には 涅槃像もあり ステキなお寺さんです