2017/02/19
茶のみのニシウエです
日本茶のある暮らしのお店『茶のみ』の商品の特徴は 「袋茶」です
「袋茶」は 急須で淹れるお茶の葉を ティーバッグ仕様にカットして 袋=ティーバッグに入れています
一方で 世の中で売られている他メーカーのティーバッグのお茶は 急須で淹れるお茶の葉よりも 美味しさのレベルが違うものを使っているのがほとんどです
しかしながら 「急須」という道具を持っている世帯数は極端に少なくなっています
ポットは持っている世帯数は多いのですが「急須」は持っていません
「急須」というのは お茶の葉をくい止めるための「濾し」が道具にくっついていますが ポットには「濾し」がありません(もしくは 別添えになっています)
そんな中で 茶の葉を流通させるには「急須」に頼らない マーケティングをする必要があります
そこで生まれたのが『袋茶』でした
その『袋茶』を一般的にするには 『袋茶』の地位を上げる必要があります
つまり 『袋茶』よりも 丁寧に「急須」で淹れるような レベルアップさせた『袋茶』を作る必要がありました
そこで誕生したのが『上級袋茶』です

『袋茶』よりも 産地 茶種 淹れ方にこだわって作った“上級な”『袋茶』 それが『上級袋茶』です
では その『上級袋茶』と『袋茶』 どちらの方がたくさん買っていただけるか というと やはり『袋茶』です
ここ数年 農畜産物の世界では トップブランドを作って 一所懸命売り出す傾向があります
たとえば 私の住む石川県には 葡萄のトップブランド『ルビーロマン』というものがあります
初セリの時には 一房100万円以上の値が付く 超トップブランドです
しかし この『ルビーロマン』
トップブランドの価値を上げるために その基準に合わないモノは『ルビーロマン』を名乗ることなく 加工品にまわるそうです
一方で 愛媛県の柑橘の王様といわれる『デコポン』
この『デコポン』も厳格な基準があるのですが この基準に適合しないものは『不知火』というブランドで販売されます
つまり トップブランドのイメージを保持するために セカンドブランドを設定されているのです
もちろん トップブランドよりもセカンドブランドの方が収穫量が多いので 生産者にとっては セカンドブランドになってもブランド価値を上げることには変わりないので収入が増える可能性大きいです
『袋茶』に置き換えると 『デコポン』=『上級袋茶』 『不知火』=『袋茶』 その他規格外品=『ティーバッグ』ということです
茶のみは 『上級袋茶』と『袋茶』のみをメーカーとして 生産し 出荷させていただいております
この トップブランドとセカンドブランドのあり方は 今後 商品群のブランド価値を上げて 海外の方に支持される=輸出額を増やすためには 非常に重要な考え方です
セカンドブランドに こだわったモノづくりを 茶のみはこれからも実践し 海外に羽ばたきたいと思っています
今回もお読みいただき ありがとうござます(多謝)
【おまけ】

宮崎県の柑橘「きんかん」
そのトップブランドは「きんかん たまたま」と呼びます