2016/07/30
今日は午前中 イベントを行いました 茶産地を語るということで「宇治和束」を語りました
「宇治和束」は煎茶の里として秀逸です 一口含むとスーっと横たわる渋み その奥から漂ってくる優しい旨みが伝統の優しさを感じさせてくれます
まず この会の導入として「宇治和束」の煎茶の水出しと「近江朝宮」の煎茶の水出しで産地による味の違いを見ていいただきました
そして 産地の風景と共に産地の歴史や伝説などを語らせていただきました

宇治茶という名前は聞いたり 飲んだりしたことはあっても その中でも「和束」という産地のことや他の産地との飲み比べで風味を認識するなんて言うことはあまり経験が無いと思います
和束と対比するために 煎茶としては 静岡本山(ほんやま)の煎茶を用意しました
どちらも一流の産地ですが 土地が違えば 香りや渋味や旨みの出方が こんなにも違うのか?ということを体験していただきました
そして 次に玉露
昨年 地理的表示法(GI)という産地ブランドを保護する法律が出来て 認定された 『八女伝統本玉露』と宇治の玉露『駒影』を比較していただきました 三煎 しっかり楽しんでいただいた後 酢醤油をかけて どちらも召し上がっていただきました
京都宇治の優しい味わいの茶作りと静岡本山の香り高い茶作り そして 八女の旨みを凝縮した茶作り それぞれの違いがとても分かりやすく 参加者の方からは「旨味や香りをデータ化する傾向もあるが そのデータでは表現できない奥行きが『産地の茶』を作り上げている」という興味深いコメントをいただきました
昨日のBlogで書かせていただきましたが 商品化をする側が如何に客観的な情報を集めるかが大切です
作り手の一方的な思い込みではなく 客観的な事実に基づく『想い』を散りばめること
これこそが データ化できない「ストーリー」として 商品に反映され生き生きとした色彩を帯びたものとして生活者に伝わるのだと思います
ご参加いただいた皆様 本当にありがとうございました
次回は10月頃に 宮崎県五ヶ瀬町の産地について 語りたいと思います
今回も最後までお読みいただき ありがとうございます(多謝)
【おまけ】

今日のお菓子は 東山よしはし さんから『波頭(なみがしら)』です
海に遊びに行く際は 土用波に気をつけてくださいね