2025/11/08
茶のみ仲間のニシウエです
今年の宇治煎茶は 品種ものになりました
晴れ渡る 茶のさざ波に 駒の影
宇治由来の品種「こまかげ」です
宇治では玉露や抹茶に使用される上級煎茶の品種です
昔々 平安から鎌倉の御代 宋(現在の中国)に留学していた 僧 栄西(ようさい)さんは 臨済禅と茶の実を携えて 日本に帰国し 臨済宗を布教しようと京の都に凱旋しましたが うまくいかずに東に下ります
その際 京の高僧 明恵上人(みょうえしょうにん 華厳宗の僧)に 茶の実を託します
明恵上人は 栂ノ尾高山寺に 茶園を開きました
その後の栄西さんは 鎌倉幕府三代将軍源実朝に茶を飲ませ 二日酔いを軽減させたと 鎌倉幕府の記紀である「吾妻鏡」に記されました
また 喫茶養生記を書き記し 臨済宗とともに茶を広めました
明恵上人はというと その後 宇治に茶園を開きます
その際 畑に馬で乗り入れ 蹄のあとに種を播き 宇治の茶園が出来たという伝説を残しました
この伝説から こまかげ(駒影)という 宇治の高級茶の品種の誕生につながりました
その「こまかげ」を使った袋茶が 袋茶宇治煎茶です
原料が無くなれば 違う原料になりますが しばらくは 「こまかげ」を使っていけるかと思っております
茶の起源の名を冠した袋茶 宇治煎茶
その味わいは 口当たりも優しく すっきりとした渋みと甘みがおいしいです
水出しでもお楽しみください