西上寛の日々ブログ

時代に合わせた変化の話の続き

2020/03/22

茶のみ仲間のニシウエです
昨日の話の続きです では お茶の場合は どんなことなのか?

茶が中国から伝わった頃は 宮中祭祀のツールとして使われていたり 薬として使われていました
その時代が長かったようで それが仏教 特に禅との関係が深くなり 武家が使うようになったのが 鎌倉時代

その後 室町から安土桃山時代にかけては 織田信長はじめ為政者により保護されていき 現在の茶道に繋がっています

一方 江戸時代から高度経済成長のころまで 茶の木は畑や家の境界に使われており そのお茶の葉付き枝を炙って お湯で沸かして お茶として飲んでいた時代が長かったです
いま 京番茶として残っている製法ですね

そして 江戸時代後期に煎茶が 幕末期に玉露の製法が 出来上がり 今の急須で淹れるお茶が出来上がりました

そして 現在はそれがペットボトルや粉末茶など多岐にわたっています
その中で 私が選んだのが 袋茶®つまり ティーバッグのお茶です

急須で淹れる上質のお茶をわざわざティーバッグに詰めることで 一番茶などのいいお茶の出口を広げ 産地を守ることに繋げているのです

時代に合わせて お茶もさまざま進化しています
そこに小さなイノベーション(革新)が産まれ 大衆に受け入れられているのです

これからも進化は続いていきます
進化できない事業は 廃れていくのです